健診結果について

特定保健指導

平成18年6月に成立した「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、平成20年4月より40歳から74歳の医療保険者(国民健康保険・被用者保険)を対象とした新しい健診・保健指導がスタートしました。これらは特定健康診査(特定健診)・特定保健指導と呼ばれ、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防と改善を目的に行われます。

特定保健指導とは

特定保健指導は、特定健診(※1)の結果から、生活習慣病(※2)の発生リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果がより多く期待できる方に対して、医師・保健師・管理栄養士などが、面談・電話・手紙などでサポートし、 食事・運動・喫煙などの生活習慣を見直しするものです。

保有するリスクの程度に応じて『動機づけ支援』と『積極的支援』に分類されます。ただし、高血圧症、脂質異常症、糖尿病等の治療で服薬中の方については、特定保健指導の対象とはなりません。

(※1)特定健康診査(特定健診)

特定健康診査は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目してこれらの病気のリスクの有無を検査し、リスクがある方の生活習慣をより望ましいものに変えていくための保健指導を受けていただくことを目的とした健康診査です。

(※2)生活習慣病

生活習慣病とは一つの特定の病気をさす言葉ではなく、悪性新生物(がん)、心疾患、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、骨粗しょう症、歯周病などの疾患のことです。『食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群』と厚生労働省より定義されています。
以前は、加齢により発症するものと考えられ、『成人病』と呼ばれていましたが、近年では、成人だけが発症する病気ではなく、子供の頃からの生活習慣が基盤となって発症することがわかったため、「生活習慣病」と改められました。

生活習慣病を予防するためには、規則正しく、かつ栄養のバランスが取れた食事と適度な運動、さらにストレスを上手に発散して精神的にも健全な生活を心がけましょう。

特定保健指導の対象となる方

特定保健指導のレベル

情報提供
特定健診受診者全員が対象です。
特定健診の結果から、個人の生活習慣やその改善に関する基本的な情報を提供いたします。
動機づけ支援

原則1回の支援

特定健診の結果から、メタボリックシンドロームの予備軍や、生活習慣改善の必要性が高いと判断された方への保健指導です。
対象者の方には自らの生活習慣を振り返り、行動目標をたてることができるよう保健指導者からの支援が行われます。 内臓脂肪増加と検査データの悪化との関係について理解を深め、体重が増加してきた背景を考え、すぐに実行できる行動目標を立てていきます。
積極的支援

3〜6ヶ月の継続的な支援

特定健診の結果から、メタボリックシンドロームの顕在化リスクが高いと判断された方への保健指導です。
対象者の方には、自らの生活習慣を振り返り、行動目標を設定し、最大6か月間の定期的・継続的な支援の中で目標達成に向けた行動に取り組みながら、 6カ月後のプログラム終了後にはその生活が継続できるように保健指導者が支援するものです。

支援の流れ

朋愛会の特定保健指導の特徴

厚生労働省が公表した、平成30(2018)年度から平成35(2023)年度の第3期特定健診・保健指導の運用方法の見直しにより、平成30年4月より特定健診当日に初回面談の実施が可能となりました。
朋愛会ではいち早く対応する為、当日実施に特化したチームを立ち上げ、平成30年4月より稼働しております。
従来通り、後日実施にも対応しておりますので、事業所様にはスケジュールに合った特定保健指導を受けて頂けます。

当日実施

特定健診当日に腹囲・体重、血圧、質問票の結果等から、対象となる方へお声掛け、ご参加の意思確認をさせていただき、参加希望をされる対象者の方へ管理栄養士が面談を行います。後日、全ての健診結果を踏まえ、電話で行動計画を立てていただきます。 初回終了後は保健指導レベルに合わせて3~6ヶ月間、管理栄養士が電話や面談で支援を行います。健診当日の着手により、受診者様の利便性や意志の向上を図ります。

後日実施

特定健診の結果に基づき、後日事業所へ管理栄養士が訪問させて頂きます。
初回面談では生活習慣を振り返り、健診結果との関連及び改善点をご提案させて頂きます。
初回終了後は、保健指導レベルに合わせて3〜6ヶ月間、電話や面談(体重・腹囲・血圧測定)で支援を行います。

ー 積極的支援 ー
積極的支援

※手紙支援の場合は5回支援となります。

ー 動機付け支援 ー
動機付け支援