特定保健指導について

40歳~74歳の方を対象として、メタボリックシンドロームの予防・解消に重点をおいた、生活習慣病(※1)予防のための支援プログラムです。
弊会では、特定健康診査(※2)の結果より、生活習慣の発症リスクが高く、生活習慣の改善によって生活習慣病の予防効果が大きい方を対象に、管理栄養士・保健師が生活習慣改善のサポートを面談・電話・手紙・メールなどでサポートしています。

  • 食事
  • 運動
  • 喫煙
  • 睡眠

(※1)生活習慣病
生活習慣病とは、食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が深く関与し、それらが発症の要因となる疾患の総称です。日本人の死因の上位を占める、がんや心臓病、脳卒中は生活習慣病に含まれます。

(※2)特定健康診査(特定健診)
特定健康診査は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目してこれらの病気のリスクの有無を検査し、リスクがある方の生活習慣をより望ましいものに変えていくための保健指導を受けていただくことを目的とした健康診査です。

健診内容からわかること

特定保健指導のレベル

特定健診は保有するリスクの程度に応じて『動機づけ支援』『積極的支援』の2つに区分されます。
ただし、高血圧症、脂質異常症、糖尿病等の治療で服薬中の方については、治療中のため特定保健指導の対象とはなりません。

  • 動機づけ支援
  • 積極的支援

特定保健指導の対象となる方

特定保健指導の対象となる方

※65歳~74歳はQOL(生活の質)低下予防に配慮した生活習慣の改善が重要であるため、積極的支援に該当する数値であっても全員動機付け支援に分類されます。

朋愛会の特定保健指導の特徴

朋愛会では健診と一緒に受けていただける当日実施に特化したチームを立ち上げ、平成30年4月より稼働しております。
特定保健指導の方法は当日実施と後日実施の2種類あり、初回面談の実施方法に違いがあります。

当日実施

当日実施
  • 初回面談を健診当日と健診結果が出てからの2回に分割して行います。
  • 健診当日、対象者様の健康へのモチベーションが高まっているタイミングでアプローチすることで、より早期に改善する機会をご提供いたします。
  • 健診の流れでそのまま面談をお受けいただけるため、対象者様にとって利便性の良い方法です。

後日実施

後日実施
  • 特定健診の結果に基づき、後日事業所へ管理栄養士・保健師が訪問し、初回面談を行います。(ZOOMを利用した遠隔での面談や対象者様に弊会の事務所にご来所頂き面談することも可能です。)
  • すべての対象者様にアプローチすることができるため、事業所全体の健康経営に繋がります。
  • ご希望に応じて面談の日時を決定するため、スケジュールの調整がしやすく、ご都合の良いときにお受けいただけます。

生活習慣改善の重要性

生活習慣改善の重要性
出典:国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス

「禁煙」「節酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」の5つの改善可能な生活習慣を実践することはがんになる確率を半減させることに繋がります。できそうなことから取り組み、1つでも多くの健康習慣を身につけていきましょう。特定保健指導では、この5つの生活習慣の改善についても手厚くサポートさせていただきます。

特定保健指導を受けた方の声

特定保健指導を受けた方の声